《立冬 末候》 きんせんかこうばし
キンセンカの香りが漂うころという意味です。
2016年では11月17日から21日にあたります。
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キンセンカとは水仙のことです。ハンコにすると、水仙の印象的な白と黄色、スッと伸びた緑の葉も一色になります。凛とした美しさを表現できるように何度もデザインを重ねました。

ところで、水仙の花言葉は自己愛・うぬぼれ・神秘など。英名はNarcissus。ナルシ(シ)スト(Narcissist)の語源です。
何故なんだろうと調べてみたところ、ギリシア神話からきていました。簡単に言うと、美少年ナルキッソスが泉に映った自分の姿に恋い焦がれ、当然叶わぬ恋に終には泉のほとりで死に絶え、その後その場所に咲いた花が水仙だったそうです。
水仙の葉や球根には毒があり、ニラと間違えて食べて中毒を起こす人もいるという、ちょっと怖くなる美しい花です。


(巴林石 22㎜×25㎜) 


太陽の動きを基に一年を二十四に分けた暦が二十四節気。その二十四を更に三つに分けたものが七十二候。それぞれの候には動物や植物、気象の動きを表す短文が付いています。その短文をイメージして作っています。



The 57th Kou
Last transition from Rittou

In the air is the scent of Narcissus